ご挨拶

代表行政書士 田村栄嗣

はじめまして、行政書士アスナ事務所代表の田村栄嗣(たむらえいじ)と申します。

当事務所は、埼玉県のほぼ中央の東松山市にあり、運送業専門の行政書士事務所です。

運送業許認可にとどまらず、運送業のコンサルティングも行っております。

主な事業内容は以下のとおりです。

  • 運送業新規許可申請
  • 運送業事業計画変更認可申請
  • 日常法定業務の適正化支援
  • 適正運賃収受支援
  • 巡回指導・監査対応支援
  • Gマーク取得支援

プロフィール

 大学⇒司法浪人

高校時代は理系でしたが、文転して早稲田大学法学部に入学しました。

サークルは緑法会という法律の勉強のサークルに所属しOB、OGの生の声を聞くうちに法曹の道に進むことが人生の一大目標になりました。

あるOB弁護士の「この仕事って恨みを買うことも多い。でも、感謝されるときは心から感謝されるんだ。直接人の役に立ってに感謝されることを仕事にできるって幸せだと思うよ」という言葉を聞いたことが決め手となりました。

大学卒業後は家庭教師をしながら司法試験受け続けました。

しかし、司法試験は8回受けましたが、結局択一合格止まりでした。

不動産会社企業から物流業へ

父の会社が閉鎖したことも重なり、法曹の道をあきらめ失意の中、以前保険に取っておいた宅建を使って不動産会社を立ち上げました。

事業用不動産をメイン業務にしたのが災いし、東日本大震災以降、業績が大幅に低迷し事務所を維持できなくなり休眠を余儀なくされました。

生活のために大手スーパーの物流部に入社し、夜勤をしながらなんとか会社のほうを復帰させようとしましたが結局それもかないませんでした。

転職活動の末とある仲卸業者の物流部に転職しました。

最初はベトナムやネパールの方々(そのセンターでは日本人は自分ともう一人で完全アウェー状態)と野菜の仕分けに勤しみつつ様々な業務改善を行いました。

外国人はよく働きます。

ただ、働きたい意欲が強いため28時間ルールを守れない人たちもいました。

レジュメを作成し日本語が堪能なベトナム人社員に翻訳をしてもらい、28時間ルールの講習を行い、ルールを守る仕組みを作りました。

そして開業へ

 あまりのブラックさに前職を退職し不動産会社を清算するために法務局の無料相談に赴きました。

このことが転機となりました。

その時担当の司法書士の先生と話が盛り上がり、仕事どうするのかという話になったとき、先生から「僕だって40過ぎで行政書士を開業し、52歳で司法書士に受かって始めたんだよ。士業って、人に感謝されてお金ももらえるんだから最高だよ!あなたもせっかくだから持っている資格を生かしたら」とOB弁護士と同じことを言われました。

人のお役に立ち喜んでもらえ、それを仕事に出来れば最高であ」という司法試験受験時代の気持ちを徐々に思い出していき一念発起し行政書士を開業するに至りました。

現在

長く携わってきた物流業界を少しでも助けたいとの思いから、運送業の許認可・物流コンサルティングをメイン業務にしています。

特に物流コンサルティングは法律的な面だけではなく、物流業10年の経験を活かした現場へのコンサルティングが出来るのが私の強みです。

法律的な面では、運輸安全マネジメント、運行管理者への指導・教育、運行管理者試験対策、帳票類の作成など、現場コンサル的な面では、行程の見直しと改善による生産性アップ、仕分けレイアウトの改善、作業員管理の改善などが行なえます。

特に、倉庫内の生産性アップに関する施策は得意とするところです。

物流業、特に運送事業者の事業を適正化し、健全な経営化に導けるよう、常に研鑚を重ねています。